オフィスの掃除どうしていますか?掃除のコツや方法をお教えします。

毎日働くオフィスは、働く人にとっては1日の大半を過ごし業務を行う、生活の一部とも言えるので綺麗に保ちたいものです。オフィスは、社外からのお客様が多く訪れる場所でもあり、言わば会社の顔でもあります。最近は、特に企業活動の場となるオフィスの環境整備に力を入れる会社も増えてきています。
綺麗に掃除されたオフィスで働けば、社員のやる気や労働効率が上がり、結果的に収益が上がることにつながります。オフィスの掃除方法やコツを知って、いつも綺麗なオフィスで気持ちよく働きましょう!

1.オフィス掃除、どうしていますか?

・オフィスの掃除、頻度はどのくらい?

みなさんのオフィスの掃除頻度はどのくらいですか?
基本的な清掃(日常清掃)は毎日、もしくは2~3日に一度は掃除をしている場合が多いかと思います。日常清掃とは、ゴミ捨てや廊下やオフィスフロアの掃き掃除・デスクなどの拭き掃除、トイレ掃除などを指します。日常清掃は、社員たちが行う場合が多いです。ですが、社員が就業前や終業後に掃除する場合が多いため、業務に支障が出たり拘束時間が長くなったりと、デメリットもあります。

一方、定期清掃とは、日常的な掃除で落とすことが困難な汚れを落とすための掃除を指します。日常清掃では手が回らない場所や、日頃から掃除していても時間がたつとどうしても汚れてしまう場所などを中心に掃除します。例えば、ガラスの清掃、廊下のワックスがけ、エアコンの掃除、外壁の掃除などの清掃です。これらはクリーニング業者に依頼するのが一般的です。定期清掃は掃除場所によりますが、数か月に一回から年に一回程度行います。

・意外とある!オフィスの掃除場所は?

床やカーペット、エアコンやトイレなどは一般的な掃除場所として知られています。ですが、オフィス内の掃除場所はそれだけではありません。
例えば、窓ガラス、応接セットなどの家具、照明器具、害虫駆除など、多岐にわたります。社員だけでなく、お客様も使用するオフィス。ぜひオフィス内の汚れを点検してみましょう。 

2.オフィスはどこが汚れているの?掃除をする前に知っておこう

 

・床

毎日多くの人が活動する『床』には、様々な汚れが付着しています。主に、砂やホコリ、泥、髪の毛、飲みこぼしなどが蓄積されたものです。床は会社の広範囲に渡って占めている場所なので、床の綺麗さはそのまま会社の印象に直結する可能性があるほど大事な部分です。
日常清掃で床掃除をする場合には、掃除機や雑巾などを使う場合が多いかと思います。その際に念入りに掃除したい場所は床の隅です。丁寧に掃除機をかけホコリや髪の毛などを吸い取りましょう。また、飲み物をこぼしたりしてそのまま放置してしまうと、床のべたつく原因になります。汚れに気づいたらその都度さっと拭き取りましょう。
ムラなく床を綺麗にするには、掃除機をかけた後に雑巾やモップで水拭きするのがよいでしょう。1年に一度、ワックスがけをしておくことで、そのあとの掃除も簡単になりますし、キレイもキープできます。 

・エアコン

今や1年を通して活躍するエアコン。そのエアコンの内部が汚れていれば、やはり汚れた空気が出てきてしまいます。できれば想像したくないですが、内部にカビが繁殖した状態でエアコンを稼働させれば、エアコンからカビの胞子が吐き出され部屋を循環することになってしまいます。最近では、カビの生えたエアコンを使用したせいで、喘息やアレルギーなどの健康被害も報告されるようになりました。また、汚れたエアコンを使っていると、稼働効率も悪くなり電気代を無駄にくってしまいます。オフィスではたくさんの社員が働いているので、ぜひ綺麗に掃除されたエアコンを使いましょう。
エアコンの掃除は、なんと言ってもプロにお任せしましょう。高圧洗浄で徹底的に内部を掃除してもらえます。使用状況にもよりますが、1年に1度の掃除をおススメします。  

・トイレ

『トイレを見ればその会社がわかる』 『トイレは会社を映す鏡』と言われるほど、会社にとって大切な場所です。一般的に人は1日5回ほどトイレに行くと言われています。社員の人数に比例してトイレの使用回数も増えていきます。こまめに掃除していないと、便器には水垢や尿石が頑固な汚れとなってこびりついてしまいます。オフィスのトイレ掃除は社員が自分で行うのには、億劫な場所です。ぜひ掃除のプロにお任せしましょう。普段掃除できない、ノズルやタンク、床までもピカピカになります。

・カーペット

床にカーペットを敷いているオフィスはたくさんあるかと思います。配線を隠してスッキリさせたり、足音や騒音を軽減させたりするなどメリットはたくさんあります。ですが、その反面でたくさんの人の足裏についた砂やホコリ、髪の毛などがカーペットに蓄積されてしまうデメリットもあります。これらの汚れを放置してしまうとハウスダストやダニの原因になってしまいます。その結果、オフィスで働く人たちのアレルギーや体調不良の原因にもなりかねません。
カーペットの汚れを取るには、掃除機で吸い込むのが一番です。力を入れずにゆっくりと掃除機をかけるのがコツです。週に1度は掃除機をかけましょう。
また、気づかないうちにできてしまったシミ。飲み物やインクなどを場合などは、汚れに気づいたらすぐに拭き取るようにしましょう。中性洗剤を100倍ほどに薄めた液に雑巾を浸し、きつく絞ったもので拭き取ると軽い汚れなら取れます。

3.オフィス掃除のコツ

・楽して綺麗に!ロボット掃除機を使おう

全自動で、放っておくだけで床掃除をしてくれるロボット掃除機。オフィスの掃除に時間を割けない場合には、ロボット掃除機を使ってみましょう。初期費用として購入代金のほかには電気代しかかからないので、業者にお掃除を任せるよりにも経済的です。しかし、ロボット掃除機を使うには、いくつか気をつけなければならない点があります。 

①段差があると動けない
いくつもの配線がめぐらされているオフィス。配線の高さが2㎝以上になってしまうと、ロボット掃除機は稼働できません。モールを使って配線をまとめてカバーするか、OAフロアを使うとよいでしょう。OAフロアとは、もともとある床の上に新しく床を設けて、できた床下のスペースに配線などを全部入れてしまうものです。 こちらを導入することで床の上に配線が延びることはほとんどなくなります。

②床の上は物を置かない
ロボット掃除機を使う上で、なんと言っても大切なことは床の上に物を置かないことです。オフィスの床の上は、机や椅子はもちろん、社員の手荷物や備品、仕事道具などで煩雑になっている場合が多いです。そうなっていると、ロボット掃除機はいろいろな所にぶつかってしまい、同じところで行ったり来たり・・思ったような成果は出せません。床の上にはなるべく物は置かないようにしましょう。

③人がいない時間帯に稼働させる
そもそもオフィス内の働いている人がいると、床の上に荷物が置かれたり椅子が出しっぱなしになったりしてしまいます。そこで、人が帰った後の深夜から朝に稼働させることをおススメします。ロボット掃除機にはスケジュール設定機能があり、曜日や時刻を設定できるようになっています。  

・楽して綺麗に!代行業者にお願いしよう

オフィスビルは社員やスタッフだけで掃除するのは大変なものです。ぜひ代行業者にお願いして、隅々まで綺麗に仕上げてもらいましょう。プロは独自の薬剤や技術を持っていますので、それぞれの材質や汚れに応じた掃除を行います。オフィス掃除を行っている業者をいくつかご紹介します。業者へ依頼するなら依頼前にこちらの記事も参考にしてくださいオフィスの掃除は業者にお願いしよう!

 

『ダイオーズカバーオール』
母体はアメリカにおいてナンバーワンのシェアを誇ります。技術レベルが非常に高く、最先端の技術力と機材レベルは業界の中でもトップクラス。医療機関でも多く採用されている清掃会社。    

『ダスキン』
国内の知名度は一番。清掃だけでなく、清掃グッズのレンタルやファニチャークリーニングなど、サービスも豊富です。また、オフィスに意外と多い害虫もダスキンなら駆除のプロが揃っているのでお願いすることができます。

『アーネスト』
毎年120%の売り上げ増を達成している伸び盛りの会社。24時間以内に必ず見積もり概算を出してくれるなど、素早い対応と適切な価格が魅力的な清掃会社です。 

4.まとめ

会社の顔ともいえるオフィス。お客様から見て、綺麗に掃除されているのといないのでは、その会社の印象にも関わってきます。
また、そこで働いている社員にも掃除されているといい効果がもたらされます。綺麗なオフィスで働くことは、健康にもいいですし気持ちよく働けることで、業績アップにもつながるでしょう。また、一度綺麗に掃除することで、綺麗な状態をキープしようと思い、汚れの防止にもなります。
ぜひ、オフィス掃除をして綺麗な会社で働きましょう!