オフィスの掃除は業者にお願いしよう!大掃除前に要チェック!

オフィスの掃除を業者にお願いする前に

・定期清掃とは?

オフィスでは多くの人が働いています。そのオフィスを清掃するということは、職場環境を整えるという意味でとても大切なことです。オフィス清掃で綺麗になった職場で働くことで、社員のやる気や労働効率が上がり、結果的に収益が上がることにつながります。また、汚れたオフィスにはホコリやダニなどが繁殖し、アレルギーや体調不良の原因ともなってしまいかねません。オフィスの職場衛生環境を整えるためにも、定期的な清掃が必要となります。
定期清掃とは、日常的な清掃で落としきれない汚れを落とすための清掃作業を意味します。日常的な清掃では、日々の清掃でオフィス内を快適に過ごせるようにデスクや床を綺麗に保てるようになります。しかし、社員やスタッフが行う日常清掃ではすみずみまで綺麗にすることは難しいため、清掃業者が行う定期清掃が必要になります。定期清掃が必要となる場所は、日ごろ掃除していてもすぐに汚れてしまう床面・高所の窓ガラス・エアコンなどなので、基本的に清掃業者でないと行えないものです。これらの定期清掃は、場所によって毎月1回、または半年に1回など、日程を決めて定期的に行っていくことが推奨されます。汚れは早いうちに落とした方が落としやすいですし、オフィス内の清掃対象物の機能性も上がり、長持ちすることでコストの削減にもつながります。

・ポリッシャーで床掃除

ポリッシャーとは、人の手で行うモップ掃除とは違い、モーターを利用した円形のブラシやパッドを回転させて効率よく掃除できる清掃機械です。床の洗浄はもちろん、古いワックスの剥離作業、床の磨き作業を行うことができます。使用場所や使用目的によって、最適なブラシやパッドを使い分けることが大切です。ポリッシャーで床掃除を行う際には以下のような手順で行います。
①『床の上のゴミを回収』掃除機やダスターモップで床の砂やホコリを取り除く
②『床洗剤を付けたポリッシャーで洗浄』希釈した洗浄液をタンクに入れ、洗剤を出しながらポリッシャーをかける
③『汚水を回収』ドライワイパーやウェットバキュームを用いて、汚水を回収する
④『水拭き』汚れや洗剤を完全に水拭きをし、成分が床に残らないようにする
⑤『ワックスを塗布』床面を完全に乾かしてから、必要に応じてワックスを塗布する

・ロープ作業で外の窓を掃除してもらう

窓ガラスは、排気ガスや砂ぼこりで気づかないうちに真っ黒・・ということもしばしば。ガラス張りのオフィスや高層ビルなどでは、危険な高所のガラス清掃や外壁清掃を人の手で行うことが難しいかもしれません。そういった場合に、ロープ作業での掃除が必要となります。ロープ作業の窓掃除とは、屋上などからロープを吊り、ロッククライミングのような恰好で行う清掃方法です。ロープ作業での窓掃除のメリットは、なんと言っても足場を組まないことです。足場を組んだり撤去したり・・という工程がないので、工期が短くなる上に工事金額も安く済みます。また、足場が組めない,ビルとビルの間の狭いすき間でもロープ作業なら窓清掃が可能になります。コストパフォーマンスがよく、機動性の高い高所作業の掃除法です。そのほかにも、足場を組み立てることによって生じる死角がないので、防犯上の心配がない、小規模や部分工事にも対応できる、などのメリットもあります。しかし、その一方で高度な技術と安全対策のノウハウが必要となります。また天候に左右されやすいのもロープ作業を行う際のデメリットと言えます。
美観を保ち、清潔感のある空間を演出できるのがガラスクリーニングのメリットです。窓を掃除してもらうことで、ガラスの寿命を延ばすことにもつながりますので、定期的に窓掃除を依頼しましょう。

オフィスの掃除はプロに任せよう

・素人ができるのは掃き拭きの掃除くらい

取引先の会社やお客様が頻繁に訪れる会社ですと、オフィスやエントランスは常に綺麗にしておかなければなりません。しかし、汚れたオフィスやエントランスだと、それだけで会社のイメージに影響してくることもあります。また、社員が一日の大半を過ごす場所でもあるので、常に綺麗な環境で気持ちよく仕事に取り組めるようにしたいものです。
しかし一般的に、オフィスの日常的な掃除は社員が行うため、デスクの上を整理整頓して拭いたり、フロアの上のゴミを捨ててから掃き掃除をする・・という程度で済ませる場合が多いでしょう。日常的な掃除では、社員が就業前や終業帰宅の前に短時間で行うことになり、こびりついた頑固な汚れをわざわざモップや雑巾をかけて取るということはしないかもしれません。

・プロの技が絶対必要

清掃業者というと、ただ雑務的な掃除をしてくれる業者というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、掃除のプロです。専用の機材で清掃作業が行えたり、経験を持つスタッフが事務所の状況に合わせて清掃することができます。最近では、清掃作業をする上で様々な種類の内容で行っている業者が多く、ちょっとした細かな作業から作業工程の長くかかる本格的な作業まで、幅広くカバーできます。具体的なサービスの内容は、建物の顔ともいえるエントランス部分のガラス拭きや床の清掃はもちろん、トイレの清掃やエアコンの清掃、さらに害虫駆除といったことにも対応してくれることもあります。日常的に掃除をしているつもりの場所でも、素人が掃除しているのとプロの清掃業者が行うものでは雲泥の差があります。専門的な技術によって、ハウスダストなどのアレルゲン物質を排除するとで衛生面も信頼でき、健康管理にも貢献することができます。短時間で隅々まで綺麗にしてくれるプロに掃除をお願いすれば、オフィスで働く社員の時間を各々の業務目いっぱいに有効活用することができるでしょう。一度徹底的に清掃を行われると、オフィスの隅々まで綺麗になるので、次回の清掃まで清潔を維持することができます。

オフィスの掃除を業者にお願いしよう

・まずは見積もりを上げてもらおう

オフィスの掃除を業者に依頼する際には、業者から見積もを取るのが基本です。その内容が適正かどうかを判断した上で依頼することが重要になります。1社から見積もりをとっただけでは、その価格が安いか高いかわかりません。「相見積もり」といって、複数の業者に同じ条件で見積もりを提出してもらい、価格や諸条件を比較することをおススメします。
日常清掃の相場は、2000円から5000円といったところですが、汚れの状態、作業面積、作業頻度、清掃用品の移動が必要か、建物の構造などにより単価は変わります。見積もりを安く抑え、後から別料金を請求された、といケースもあるので、見積もりの確認はもちろん、どの範囲までの清掃が価格に含まれているのか、事前に見積もりを元に打ち合わせておくことが大切です。

・値段だけでは決めてはいけない

どのような業界に言えることですが、『安かろう悪かろう』という業者が清掃業界にも少なからず存在します。安さを売りにしている業者は、なぜ安いのか、アフターサポートはしっかりしていのかを確認する必要があります。清掃は、目に見えない部分でのサービスが多いため、利用してみるまでその業者が良いのか悪いのか分かりません。失敗しない業者選びのポイントがいくつかあるので、参考にしてみてください。

『認知力・ブランド力』テレビCMや新聞、雑誌、メディアなどでどの程度認知度があるか。
『清掃スタッフ』自社スタッフか、下請け業者スタッフか。
『サービス内容』オフィス清掃に特化しているか、家事代行やハウスクリーニングも行うか。
『価格』固定費がかからず安価か、下請け業者へのマージンがかかったり、ロイヤリティが価格に転嫁されていないか。

まとめ

綺麗なオフィスやトイレは、従業員のモチベーションを上げてくれます。しかし、オフィスや事務所の掃除で困っている方は多いかと思います。「自分たちで掃除しているが、手入れが行き届かない・業務に専念したい」という方は清掃業者にお願いするといいでしょう。プロが行った清掃がベースにあるスペースだと、社員による日常清掃もいっそう捗るようになります。清掃業者には、それぞれ得意分野があります。窓の掃除が得意な業者もいますし、カーペットの汚れ落としを得意とする業者もいます。また、作業内容が同じでも金額もそれぞれの業者で異なります。コストを少しでも減らし、なおかつ安心して利用できるような業者を選びオフィスを綺麗に保ちましょう。