毎日、家の中を綺麗にして気持ちよく過ごしたいと思っていても、家中の掃除が行き届くのはなかなか難しいですよね。子育てや仕事など、掃除に使える時間はたくさんは取れない方が多いと思います。
掃除で一番大切なのは、汚れを溜めないこと!家の中の場所によってや、汚れの種類によって掃除頻度は変わってきます。場所別の掃除頻度と、汚れを溜めにくくする方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1.忙しくても大丈夫!場所別、掃除頻度の目安は?
・リビング
一日の中で、大半を過ごすリビング。生活の中心とも言える部屋は綺麗にして過ごしたいものです。
ですが、掃除をさぼると、すぐにホコリや髪の毛があちらこちらに目立つように・・。ホコリは舞い上がりやすく、玄関から入りこんだ花粉や砂も多い場所です。小さいお子さんやペットがいるご家庭では、特にこまめなお掃除が必要となります。しかし、毎日掃除機をかけるのは大変という方が多いと思いますので、そんな方にはフローリングワイパーがおススメです。平日は、電源不要のフローリングワイパーでさっと掃除をして、週末に掃除機をかけ念入りに掃除するようにすると汚れが溜まりにくくなります。
・キッチン
キッチンの中での主な汚れは、コンロ回りの油汚れとシンクの水垢汚れです。どちらも、こまめに掃除をしないと汚れにホコリが付着してしまい、頑固な汚れとなってしまいます。コンロやレンジ、調理台、シンクは使用後に必ず水拭きをしましょう。
排水口は、ゴミが溜まりやすくヌメリやカビが発生しやすいので、最低でも週に一回は掃除するとよいでしょう。コンロ回りの油汚れも、毎日の水拭きに加え、週に一回程度洗剤などを使って掃除することで綺麗を保つことができます。
キッチンの中で、一番やっかいな換気扇の掃除。時間がたてばたつほど油がかたまってしまい、掃除が大変になってしまいます。最低でも月に一回はフィルターを外しつけおき洗いをしましょう。
・トイレ、風呂場
トイレは、水回りの中でも汚れやすい場所の一つです。尿や便が便器について尿石ができてしまったり、便座の裏には赤カビなどが発生しがちです。また、ウォシュレット付きのトイレが主流になっていますが、便座周辺の温度が高くなり、カビが発生しやすくなります。汚れの防止のために、2~3日に一度は便座周辺の拭き掃除、1週間に1度は洗剤を使って掃除しましょう。
風呂場は、水垢や皮脂が残りやすく、シャンプーや石鹸などのカスも汚れになりやすいものです。風呂場は湿気が多く気温も高いため、汚れをエサにしてカビが繁殖しやすい場所でもあります。水垢やカビを防ぐためにも、浴槽は毎日使った後お湯を抜いて、さっとスポンジで洗うことをおすすめします。床や壁は、1~2週間に一度、洗剤を使って掃除することが理想です。また、風呂場用防カビ燻煙材などを使うのもおすすめです。排水溝に溜まる髪の毛は、入浴後に毎日とりましょう。ヌメリの防止になります。
・その他(玄関や庭など)
玄関はその家の「顔」とも言えるので、いつでも綺麗にしておきたい場所の一つです。週に一度は掃き掃除をしましょう。そのためには、靴や傘などを帰ってきたら靴箱にしまう習慣をつけることが大切です。靴が散乱した玄関だと、掃除ができないどころか、ほこりが溜まる一方です。そして1か月に1度を目安に拭き掃除や玄関全体の整理をするとよいでしょう。
庭の掃除は、草刈りや草取り、落ち葉拾いがメインになるかと思います。草刈りは初夏から夏の終わりまでに行いましょう。草取りは土が柔らかくなっているタイミングで行うのがおススメです。雨が降って土が柔らかくなっている状態だと、力を入れなくても簡単に抜くことができます。月に一回程度行いましょう。落ち葉拾いは、落ち葉が秋以降に多くなる11月に行いましょう。その時期にきちんと拾っておくことで、それ以降作業を行う必要がなくなります。
2.掃除の頻度を抑えるコツは?
・自分の生活リズムに合ったタイミングで掃除を行う
働いている人や育児中の人など、掃除の時間をたっぷりとるのは難しいという人は多いかと思います。そんな方は、ぜひ自分の生活リズムに合ったタイミングで掃除をしましょう!
働いている方は、もちろん平日のお掃除は難しいでしょうから週末のお休みの時にまとめてやることになります。ですので、ポイントを絞って、むりなく計画をたてて掃除をしましょう。掃除の頻度を抑えるには、作業量を減らして短い時間で済ませる工夫が必要です。掃除しやすい環境づくりと、汚れを溜めないようにしましょう。
・「ながら」や「ついで」掃除を気づいたときに行う
部屋の掃除を完璧にやろうと思うと、なかなか腰が重たいものです。一気に掃除しようとすると大変なので、何かをしながら、何かのついでに掃除することで掃除の頻度を抑えることができます。無意識にできるくらいの自然な流れでできることを習慣にする、お掃除道具がいつもすぐに取り出せる場所にしまってあることもポイントとなります。
・テレビを見ているときに、粘着クリーナーを使って身の回りをころころしてみる。掃除機で吸いきれないホコリや髪の毛が綺麗にとれる。
・料理中、煮炊きをしている間に、流しや作業台をさっと拭いて磨く。
・お風呂に入って、浴室が温かい間に湯気を利用して排水口やパッキンのヌメリを取る。体を洗ったついでに、蛇口やシャワーホースをスポンジでさっと洗う。
・寝室は、布団を畳んだときについでに部屋の髪の毛やホコリがないかチェックし、フローリングワイパーをさっとかける
3.家事代行サービスを利用するのも一つの手
・家事代行サービスとは?
家事代行サービスとは、掃除のプロが家に来て、素人ではなかなか掃除できない場所や、掃除がなかなか行き届かない場所をきれいにしてくれるサービスのことです。プロの技術はもちろん、家庭にはない専門の機器や洗剤を使うため、家中ピカピカになります。
例えば、人気のエアコンクリーニング。今では一年中使う機会があるため、清潔を保ちたいものです。不潔なエアコンを使っていると、カビがホコリが部屋に舞いアレルギーや喘息の心配もあります。家事代行サービスでは、プロの技術と専門機材による分解洗浄で、一般家庭ではできない内部のすみずみまで洗浄することができます。
・家事代行サービスのハウスクリーニングの相場
人気の家事代行サービス、ダスキンンのおおよその料金は以下の通りになります。
・エアコン掃除・・13000円~
・フロアクリーニング・・8000円~
・浴室クリーニング・・18000円~
・キッチンクリーニング・・17000円~
・トイレクリーニング・・9000円~
・洗面所クリーニング・・9000円~
掃除内容を組み合わせることで、セット料金となり、特になることもあるため見積もりを出すことをおススメします。
また、家事代行サービスには、時期によって繁忙期と閑散期があります。繁忙期は新年度を控えて引っ越しを控えている3月末と、年末の大掃除需要が高くなる12月です。この時期には予約も取りにくくなるだけでなく、作業料金も高くなります。繁忙期の依頼は早めに予約を取る、閑散期を狙って依頼する、ということを頭に置いておきましょう。
4.まとめ
汚れが溜まると、掃除は億劫になってしまうものです。家中の掃除を毎日やろうと思ってもなかなかできないので、まずは家の中を分けて考えてからこまめに掃除をしましょう。清潔なお部屋を保つためにも、ぜひ習慣として身に着けたいものです。日ごろのちょこっと掃除をしておくと、掃除時間は短くなりますし、大掃除も楽になります。掃除のやる気を上げるために、便利な掃除道を用意するのも一つの手かもしれません。
それでも、忙しくて掃除ができない!という方は思い切って家事代行サービスにお任せしてみましょう。