年越し準備の中でも最も気が重いのが大掃除だという方も多いと思います。

ただでさえ何かと多忙な年末の時期に、時間をかけて大掃除をするのは大変ですよね。また、やみくもに進めても何もかも中途半端になってしまう恐れもあります。

 今回は、限られた時間を有効に使って要領よく大掃除を進めるコツと、おすすめグッズなどをご紹介します。

すっきりした新たな気持ちで新年を迎えましょう!

1.大変な大掃除!まずは道具をチェックしよう!

・軍手、ゴム手袋

大掃除は、手が汚れたり、水に濡れたりする作業が多くあります。
外を掃除する場合は軍手、水仕事をする場合は、ゴム手袋は必需品です。洗剤を使用する掃除などは特に、手荒れを防ぐためにも薄手のゴム手袋をしましょう。
外回りの掃除の場合も、軍手のみだと水が染みてくる事もあるので、ゴム手袋の上から軍手をはめるのもおすすめです。
また、水で薄めた洗剤に軍手を浸して固く絞り、ゴム手袋の上からはめれば、そのまま、指先でブラインドや、細かい場所の掃除が出来て大変便利です。

・雑巾

雑巾は、拭き掃除に欠かせないアイテムです。
雑巾として売られているものでなくても、使い古しのタオルや、着なくなったTシャツなどを適当な大きさに切った物で十分です。しかもそれなら、汚れたら捨ててしまえばいいので楽ですし、不要品の処分にもなり一石二鳥です。
水拭き用にする雑巾は、まず最初に、全部の雑巾を水で浸し洗濯機で脱水しておくと、その都度絞る手間がはぶけて楽です。
油汚れも一瞬できれいに落とせる洗剤不要の布巾もドラッグストアなどで販売しているので、キッチン周りのドロドロの汚れ等にはおすすめです。

・使い古した歯ブラシ、割りばし

細かい部分のお掃除には、使い古しの歯ブラシや割り箸がとても役に立ちます。
お風呂のドアのレール部分や隅のあたりや、窓のレール部分、トイレ便器の細かい部分などを掃除するのに便利です。もちろん何本か準備しておいて、1カ所使ったらすぐに捨てていきます。少し力を入れて擦りたい箇所は、割りばしに、古布や、雑巾、キッチンペーパーなどをまきつけて使うと良いですよ。
徹底的にトイレを掃除したいなら、トイレ掃除専用スポンジを使うのも手です。キメの細かい研磨材とスポンジが一体化した商品があり、これは水に濡らして擦るだけでトイレの黄ばみや水あかが簡単に綺麗になります。

・新聞紙

新聞紙は、植物性の繊維(パルプ)でできています。その特性は実に様々で、保温・保湿・防虫・防湿・除湿・吸湿・消臭・遮光・汚れを落とす働きなどを持っています。
新聞紙を使ったお掃除は、新聞紙の汚れを落とす働きの特性を利用します。実は新聞紙は、水を含むと界面活性剤と同じ働きをするため、汚れを落とすことができるのです。
特に窓ガラスを拭くのに有効的ですが、床を拭くのにも使えます。
新聞紙に水を含ませて使用しますが、水分が少なすぎてもしっかりほこりや汚れを吸着できないし、多すぎると返ってホコリがついてしまう場合があります。新聞紙に水を含ませた後は、充分絞ってから使用しましょう。拭いた後は捨てれば良いだけなので楽ですよね。

また、一旦屋外に家具などを出して掃除をしたい場合などに、家具の下に敷いたり、高い位置から下にゴミを落とす時に下で受けとして使ったりも出来るので、何かと便利です。

・バケツ

あっちこっちを掃除するのに、その都度洗面台に戻るのも意外と時間のロスがあります。
バケツに水をはって持ち歩き、一気に片付けるつもりで進めると効率的です。

2.汚れに合わせた洗剤をチェックしよう!

洗剤にはいくつかの種類があり、それぞれに液性と呼ばれる性質があります。用途を間違うと、強い洗剤でも汚れを落とすことは出来ないので、種類と性質を知ることは大切です。

ちょっと難しい話になりますが、洗剤の液性とは、水素イオン濃度(pH)のことで、pHは0~14の数値で表され、値が大きいとアルカリ性で、小さいと酸性を示しています。中間のpH7程度は中性になります。
pHの値が大きいほど洗浄力は大きくなり、それに比例して材質への影響も大きく、更に手荒れの原因にもなるため、強い洗剤を使用するときはゴム手袋などを着用するようにしましょう。

・酸性洗剤

酸性洗剤(pH値1~3)は、トイレ用洗剤に多く使用されています。人体からの脂肪、し尿、タンパク質など、便器についた尿石、頑固な黄ばみ、水アカ、水道水のカルシウム焼けなどに効果的があります。塗布してから時間を置くとより効果がある反面、放置してしまうと素材を傷める可能性があるので注意が必要です。また、酸性洗剤は金属を錆びさせたり、大理石、タイルの目地、コンクリートの表面を溶かしてしまったり、塩素系漂白剤と混ぜると塩素ガスが発生して大変危険ですので注意して下さい。

・アルカリ性洗剤

アルカリ性洗剤は、弱アルカリ性(pH値8~11)とアルカリ洗剤(pH値11~14)に分けられ、弱アルカリ性洗剤は一般に家具や住居用洗剤に多く使用されています。ナチュラル洗剤と言われる重曹も弱アルカリ性です。特徴は、中性洗剤より洗浄力はあるのでドアや床といった直接触れる場所の手あか程度の汚れや、軽い油汚れなどに効果があります。日常生活の一般的な汚れを落とすのに便利な万能洗剤です。
アルカリ洗剤(pH値11~14)は、レンジフードやガスコンロといった頑固な油汚れを落とす強力な洗剤です。カビ取り剤や漂白剤、排水口のヌメリや髪の毛を溶かす洗浄剤もアルカリ洗剤です。頑固な汚れに効果を発揮しますが、他の洗剤同様、使い方を誤ると素材を変色、劣化させてしまう場合があるので、必ず使用上の注意をよく読んでから使用してください。

・中性洗剤

中性洗剤(pH値6~8)でお馴染みなのが食器洗い洗剤です。また、お風呂洗剤や洗濯用洗剤も中性洗剤が多くあります。中性洗剤は、洗浄力は強くありませんが、軽い汚れを落としに効果があり、毎日の掃除に適した洗剤です。素材を傷める心配が少ないので、ほとんどの素材に安心して使用できます。

3.手順をチェックしよう!

・物を片付ける

大掃除は、日頃手が行き届かない場所まで掃除をして、スッキリとした気持ちで新しい年を迎えるために行うものです。しかし、部屋に物が溢れていたり、散らかったりしていると、掃除ははかどりません。
押し入れなどの収納スペースに散らかっている物を押し込めば、一見キレイになったように見えますが、ただ物を押し込んだだけでは、すぐに元通りに散らかってしまいます。
片付けとは、物の置き場所を決め、必要な時に使いやすいよう整理整頓することです。また、
収納スペースをすっきりさせれば散らかった部屋が片付けやすくなります。
押し入れやクローゼットなど、大きな収納スペース以外にも、引き出しの様な小さな収納スペースも気づくと不要な物がたまりがちです。不要品を処分すれば、収納スペースに余裕ができ、いつもテーブルや椅子の上などに置きっぱなしの物が片付きます。大掃除はその後で行ったほうが格段にやりやすくなります。

・スケジュールを立てよう

やり始めたものの、結局キレイになるどころか散らかってしまう…という事態を避けるために、大掃除はまず、スケジュールを立てるところから始めてください。
大掃除のスケジュールを立てる方法は、まず掃除する場所としない場所を明確にします。
そして、場所ごとに掃除する日をカレンダーに書いて行きます。(1日で終わらせる場合は時間を記載すると良いですよ)
ゴミ回収の曜日を考えてスケジュールを立てるのがおすすめです。

誰が担当するか決める際にご家族だけでなく、お掃除代行サービスも念頭に置いておくと少し気持ちが楽になるでしょう。

カレンダーは家族で共有出来る、スマートフォンのアプリが便利です。1、2日でサクッと終わらせるスケジュールを立てても良いし、1週間かけて少しずつ掃除していくスケジュールも良いです。家庭環境に合わせて、無理なく立てるようにしましょう。

年末に追い込んでバタつかないように、余裕を持ってスケジュールを立てるようにしましょう。

・上から下、奥から手前へ

掃除をする手順のコツは、とよく言われている通り「上から下へ、奥から手前へ」です。
ほこりやゴミは上から下に落ちるため、もし先に「下」である床から掃除してしまうと、そのあと「上」である机や棚を拭いたときにまた床にゴミ等が落ち、再度床を掃除しなければならなくなります。無駄以外の何物でも無いですよね。また、2階建て以上の家庭は最上階から始めると良いでしょう。
「奥から手前へ」とは、玄関から一番離れた場所から玄関に向けて掃除していきましょうということです。これは、ほこりやゴミを最後に玄関から出すためです。逆に玄関から始めてしまうと、どんどん家の奥へホコリを押し込んでしまうことになります。

4.まとめ

大掃除は、絶対にやらないといけないというわけではありませんが、1年の締めくくりとして行うと、新年を迎える気持ちが違いますよね。
掃除する場所の優先順位とスケジュールの立て方が大切です。便利な道具と、活用方法を頭に入れて効率良くきれいにできると良いですよね!

気持ちよく年を越せるように、無理のないスケジュールを立てて、家族やお掃除代行サービスの手も借りながら素敵な年越しを迎えてください。