車のシート汚れを綺麗にしよう!スチーマーを使うと簡単に出る!

shiori

 マイカーを利用している方は多いと思います。普段のお買い物や、旅行、行楽、通勤など・・。しかし、ついうっかりして、車のシートに飲み物や食べ物をこぼしてしまった!なんてことありますよね。特に小さいお子さんがいる場合は、注意していても予想外のことが起こってしまします。
そんな時、どのようにしてシートを掃除していますか?面倒くさくてそのまま放置してしまったり、ゴシゴシと力任せにこすってしまっていませんか?
大切な車のシートが汚れたままでは、乗るたびに嫌な気持ちになってしまいます。そればかりか、ダニやカビ、雑菌が繁殖してしまい、車内の悪臭のもとに・・。そうならないために、正しい掃除方法をご紹介します。

車のシートをスチーマーで綺麗に!

・車のシートはどんな汚れが多いの?

 車のシートは予想以上に汚れています。家族や友人とドライブを楽しんだり、車に乗るのは自分だけではありません。そのため、車内には外から持ち込まれる砂やホコリなどのゴミがシートの汚れの原因になります。また、車内で飲食をした際の飲みこぼし、さらに嘔吐してしまった場合は、シミ汚れだけでなく臭いもついてしまいます。シートについた汚れは、ダニやカビ、雑菌のエサになります。特に、湿度が高い梅雨時には、それらが繁殖してしまい、不衛生な環境になってしまいます。臭いに関しても、繊維に吸着されるため、シートを綺麗にしない限り取れることはありません。お手入れや掃除を行う前に、その汚れはどういった汚れかを確認しておくことが大切です。

≪車内の汚れの主な原因≫
・固体の汚れ・・食べかす、砂ぼこり、髪の毛など
・液体の汚れ・・飲み物、雨水、泥、汗など
・臭いのもと・・タバコ、ペットのにおいなど
・油汚れ ・・・口紅、食べ物の油など
・雑菌  ・・・汗、嘔吐など
・シミ汚れ ・・汗、デニムなど衣類の色移りなど

・スチーマーとは

 スチーマーとは、高温蒸気を高圧で噴出して掃除をする道具です。似たような掃除道具で、高圧洗浄機があります。どちらも水を利用して洗浄するものですが、二つの違いは汚れの落とし方にあります。高圧洗浄機は、高圧の水を噴射して汚れを吹き飛ばします。一方、スチーマーは、高温のスチームで汚れを『浮かせて』落とすクリーナーです。
スチーマーのタンクに注水した水が過熱され、約100度のスチームが発生します。これを高圧で吹き付けることによって、汚れが綺麗になる仕組みです。
熱い蒸気を充てることで、熱と水分の力で汚れがゆるため、普通の掃除よりも簡単に汚れを落とすことができます。そして、高い除菌効果が期待できるのが魅力です。なかなか丸洗いできない、車のシートやマットは掃除するのが大変ですが、スチーマーなら簡単に綺麗にすることができます。

スチーマーには、大きく分けて次の3タイプがあります。
①モップタイプ   
スティック掃除機とよく似た形で、先端にモップが取り付けてあるものが多い。スリムな形なので収納に場所を取らない代わりに、タンクの容量が小さいので稼働時間が短い。
②ハンディタイプ    
比較的安価で購入することができ、使用するのも手軽。モップタイプと同様、タンクが小さく稼働時間は短い。
③キャニスタータイプ   
一般的な掃除機のような形で、タンクとヘッドが別なので手元が軽く使用しやすい。タンクが大きめなので、稼働時間は一番長い。ただし、本体が少し大きいので、収納や使用の際に広さが必要。

・おすすめのスチーマーはKARCHER

  ケルヒャーのスチーマーは、約100度の高温(ボイラー内は143度!)のスチームで、バクテリアを99.9%除菌することができるそうです。 そして、 洗剤などの化学製品を使わずに水だけで掃除や除菌ができるので、安心&安全で、そしてエコです。もちろん二度拭きも必要ありません。小さいなお子さんやペットがいる家庭におススメです。車のシート汚れはもちろん、キッチン周りやトイレ、ソファーやカーペットなど、幅広く活躍してくれます。 使い勝手や大きさなどのスペックにもよりますが、安物で15000円から、高いものでも30000円前後のモデルが一般的に人気があるようです。     

・除菌もできるから衛生面も安心

 いつも清潔にしている、そんなに汚れていないと思っている方も多い車内。しかし、じめっとした季節には繁殖してしまうカビや雑菌。車内の嫌な臭いの原因にもなってしまいます。車内の掃除には、掃除機をかけたり拭いたり、消臭剤を吹きかけたりするのが一般的です。除菌のできるシートクリーナーも売られていますが、シートの表面だけを綺麗にしてもシートの奥の汚れには対応できません。そんな時には、高温の蒸気を噴射できるスチーマーがおすすめです。  
そもそも除菌とは「増殖可能な菌を対象物から有効数減少させる」という意味です。調査機関のテストでは、菌液を滴下・乾燥させたプラスチック板へケルヒャーのスチーマーで10秒噴射したところ、除菌効果があったとの調査もあります。除菌をして、気持ちの良い車内を保ちましょう!

車のシートをスチーマーで綺麗に!

・重曹を使ってスチーマーを使うと効果倍増!

 重曹とは、炭酸水素ナトリウムもしくは重炭酸ソーダとも言われる白い粉のことです。以前から、食品添加物や医薬品としても使われてきましたが、最近では安心で安全な掃除道具として人気があります。重曹は、1キロあたり300円程度で購入でき、最近では薬局や100均などでも入手できるとあって、とても人気があります。
この重曹を使えば、車のシートの汚れも費用をかけずに簡単に綺麗にすることができます。重曹は弱アルカリ性の物質なので、油汚れを分解したり、たんぱく質を溶かすことができます。そのため、食べこぼしの油汚れ、手垢、たばこのヤニ汚れ、車内の消臭などに効果があります。
とても便利な重曹ですが、時間がたってしまってこびりついた汚れや、シートにしみ込んだ汚れはなかなか取り切れません。そんな汚れやにおいの場合は、さらにスチーマーを使うと効果が倍増になりますよ!

・業者に依頼すると金額はいくらするの?

 シートの汚れは、出来るだけ早く綺麗にしましょう。とは言え、なかなか掃除ができなかったり、後回しにしてしまうとシミになってしまったり自分ではなかなかとり切れなくなってしまいます。無理にこすってしまうと、汚れが広がってしまったりシートを痛めてしまいます。そんな時には車内を清掃してくれる専門業者に依頼しましょう。時間としても30分くらいで済みますので、手間や時間を節約できます。また、車のシートの汚れを落とすだけでなく、除菌抗菌の処理をしてくれることもあります。除菌・抗菌のある処理をすることで、雑菌の繁殖を防ぐことで、長く清潔なシート保つことができます。大きさや、クリーニングする範囲によっても値段が変わりますので、事前に見積もりを取りましょう。
料金は、業者によって異なりますが、およその目安は次の通りです。

・フロント座席 6000円 、後部座席 9000円
・チャイルドシートのクリーニング 4000円
・消臭 5000円
・車内全体のクリーニング20000~30000円
・車内の嘔吐物 10000円

まとめ

 毎日の暮らしの中で車を使う人はとても多いと思います。その反面、車内は知らず知らずのうちに汚れていっています。
床や窓の汚れは掃除しやすいですが、シートは掃除方法が分からずそのままになりがちです。
スチーマーが一つあれば、自分で手軽に洗浄力の高い掃除をすることができます。スチーマーを上手に活用して、気持ちのいい車内を保ちましょう!
ただし注意点として、布のシートや合皮のシートであればスチーマーは使用できますが、本革のシートは使用できません。うっかり使用すると表面が高温の蒸気によってボロボロになってしまうので気を付けましょう。