ごちゃつきやすいおもちゃをスッキリ!シンプルな子供部屋収納とは?

片付けても片付けても、毎日散らかる子供部屋。どんどん増えていく子供のものをどのように片づけていますか?  
子供に自分で片付けてほしいと思ってはいても、どうやって片付けていいか分からずついついそのまま・・なんてこともあると思います。
子供にも簡単にお片付けできるように、収納場所を決めて整理する方法をお教えします。ぜひ参考にしてみてください。

1.子供部屋がごちゃつく理由は?収納のポイント

・ものが多すぎる

片付けが苦手な人の多くが、物を捨てられずに物が多すぎる傾向にあります。
小さい頃に買って遊ばなくなったおもちゃ、付録やおまけでついてきた使っていないおもちゃ、いらないけど捨てづらくてそのままとっておいてあるぬいぐるみなど・・。なぜそのままになってしまうのか、原因と対策を2つにまとめました。  

①捨てたり片付けるのが面倒、もったいない。
子供だけでなく大人でもありがちですが、使ったらそのまま片付けないことが習慣になっている場合。あまりにも片づけをしないで放置して、我慢の限界になってからまとめてかたづけるのではなく、夜寝る前、食事の前、と片付ける時間を自分の中で決めて行うと良いでしょう。また。なかなかもったいなくて物を捨てられない人は、捨てられないものを一つの箱にまとめ、一年後に本当に使っていないものは捨てるようにしましょう。 

②いつか使うと思ってとってある
人からもらったもの、どこかの外食でもらったおまけ、本の付録などを溜め込んでいませんか?全然使っていなくて、部屋の隅にホコリをかぶっているものなどは思い切って処分しましょう。最近では、リサイクルショップやインターネットのフリマアプリなどを利用して、不用品をかしこく売り買いすることもできます。

・収納する場所が決まっていない

おもちゃを収納するのに一番大切なのが、収納場所を決めることです。
おもちゃを使い終わって片付けようとしたときに、定位置が決まってないと、『とりあえず』と一時的にその辺にまとめて置いてしまいがちです。『とりあえず』『あとで片付けよう』が、結局おもちゃが山積みになって、そのまま後回しになってしまします。  
そうすると、今使いたいおもちゃがどこにあるか見つからず、隅っこでほこりをかぶってしまうことに・・。おもちゃの収納場所を決めるのにはポイントが2つあります。

①収納の確認
子供部屋にどのくらいの収納場所があるのか、収納グッズがあるか。それをまず初めに確認する必要があります。持っているおもちゃに対して収納が少なすぎると、当然おもちゃがあふれて部屋が散らかる可能性があります。おもちゃがあふれている場合には、おもちゃを処分するか、収納を増やしましょう。 

②使う頻度によって収納場所を決める
綺麗におもちゃを収納できた!と思っても、使う子供が使いづらくては困ります。よく使うおもちゃは一番手の届きやすい近い場所に、たまにしか使わないおもちゃは奥に収納する、など子供の意見を参考にしながら一緒に収納場所を決めましょう。子供の好みは成長に合わせて変わりますので、収納もそれに合わせて買える必要があります。  

2.子供にもわかりやすい、おもちゃの収納方法

・収納ボックスに写真を貼る

中身が分かるように、収納ボックスに写真を貼ってみましょう。文字が読めない間は、箱の中身を写真で見ると一目瞭然なので小さい子供がいる家庭では便利です。また、お友達が遊びに来た時にもいちいち片付けの説明をする必要がないので、一緒にお片付けをしてもらうことができます。
とても簡単にできるのは、おもちゃの写真をスマホで撮ってプリントアウトし、それを収納ボックスに貼る方法です。そしてその収納ボックスは、子供の手が届く低い位置に設置するのがポイントです。シンプルな文字のみのラベルも素敵でおしゃれですが、小さい子には写真の方が分かりやすいですのでおススメです。

・買ったままの箱収納をやめて、収納ボックスを統一する

キャラクターのおもちゃや、戦隊もののおもちゃ。大きな箱に入っていたおもちゃを、そのまま買ったままの箱に収納している人は多いかと思います。何がどこに入っているかや、収納の箱としては大きさがぴったりなので収納はしやすいかもしれません。ですが、その箱は部屋に置いておくには大きさがバラバラで収納のスペースをたくさんとってしまいます。そこでおススメなのが、収納ボックスを同じ大きさや形で統一するということです。そうすることで、収納スペースに綺麗に収まるので、部屋がとてもスッキリして見えます。最近では、100均でもサイズや色など豊富な種類が売られているので、棚や部屋にぴったりの大きさの収納ボックスを購入しましょう。 

・思い切ってみせる収納にする

フィギュアやお気に入りの絵本など、インテリア性の高いものを子供部屋に飾れば、子どもが喜ぶだけでなく、大人も満足する子供部屋になります。おもちゃを並べるための手作りの棚や専用のラックを設置すれば、オリジナルの素敵なディスプレイが完成します。  
おもちゃを収納ボックスに片付けずに、インテリアの一部のようにか雑子よもす立派な「収納」と言えるでしょう。例えば、絵本が好きな子どもには、表紙が見えるようにすることで、喜んでお気に入りの絵本を自分で並べるようになるかもしれません。 
ただし、たくさんのおもちゃを見せる収納にしようとすると、ごちゃごちゃして見えて逆効果です。見せる収納は部屋の広さやインテリアのバランスが大切です。出しておくおもちゃの種類や数は、ディスプレイスペースに置ける分だけ、などのルールを決めるとすっきりおしゃれに収納することができます。

3.あると便利!な収納ボックス。子供部屋編

・細かいものは『何でもボックス』に入れる

全てのおもちゃをジャンル分けして収納しようと思うと、神経質になってしまって片付けがいやになり、本末転倒です。そこで便利なのが、『何でもボックス』です。これを一つだけ作っておくことで、細かいおもちゃや、子供が自分でジャンル分けできないようなおもちゃをひとまとめに収納することができます。
もちろん、その『何でもボックス』もいっぱいになったら、片付ける必要はあります。ですが、日々のお片付けは子供に任せ『何でもボックス』を活用してみましょう。  

・子供部屋以外の部屋に置く『とりあえずボックス』を作る

いくら立派な子供部屋があっても、リビングなどにおもちゃを持ってきて遊ぶ子供は多いはず。家族のそばで遊ぶのが好きなのかもしれませんが、床がすぐに散らかってイライラの原因になってしまいます。そんな時には、『とりあえずボックス』が活躍します。大き目の収納ボックスを一つ用意するだけで解決します。
朝起きた時や疲れて帰ってきたときに、リビングが汚れているとどっと疲れてしまいます。寝る前や外出前に、リビングに散らかったおもちゃをブルドーザーのように『とりあえずボックス』に入れてしまえば、あっという間に部屋を片付けることができます。 
子供にも、「片付けて!」と口うるさく言わずに、「とりあえず、このボックスに入れちゃおう!」と声をかけると、お片付けのハードルがぐっと低くなります。『とりあえずボックス』は、週末や余裕のある時にまとめて片付ければ、おもちゃの片づけのストレスがぐっと減ります。  

4.まとめ

子供部屋は、小さいうちはおもちゃで遊んだり収納したりするためだけの部屋の人も多いでしょう。ですが、成長してくるにつれて『子供の自立心』を養うためのものとなっていきます。子供部屋を活用して、子供の成長に合わせて、子供が自分でできることを増やしていきましょう。その第一歩として、おもちゃの片づけが大切になります。物の定位置を決めて、子供が自分で片づけをできるようにハード面からサポートしてみてはいかがでしょうか?