キッチンハイターの正しい使い方

1.いろいろ活用できる『キッチンハイター』とは?

・キッチンハイターとは

キッチンハイターとは、薄めて使用する台所用漂白剤のこと。次亜塩素酸ナトリウムを主成分に、界面活性剤、水酸化ナトリウムなどが含まれています。キッチンハイターは漂白や除菌に使われるイメージがありますが、洗浄成分がプラスされているので、軽い汚れを落とすことができるのが特徴です。

台所用漂白剤のことでもあるので、次亜塩素酸ナトリウムを主成分に、界面活性剤、水酸化ナトリウムなどが含まれています。キッチンハイターは漂白や除菌に使われるイメージがありますが、洗浄成分がプラスされているので、軽い汚れを落とすことができるのが特徴です。
キッチンハイターは、除菌・消臭・漂白の3つの目的で使われます。漂白の効能は、日々の積み重ねてこびりついてしまったコーヒーや紅茶の茶渋を落としたり、まな板に入り込んでしまった汚れを除去する効果にも繋がります。

・キッチン泡ハイターとは違う?

従来のハイターを使いやすい泡タイプにしたのが、この「キッチン泡ハイター」です。単に液体を泡に変えただけではなく、濃縮タイプから薄めずに使う方法へ変更し、使い方も浸け置きから直噴方式になっています。いつでもすぐに手軽に使えるようになって便利ですよね♪ 液体と違って粘着力があるので、三角コーナーや排水口のごみ受け、キッチンのタイル面にも使いやすい製品になっています。
キッチン泡ハイターは液体のキッチンハイターと同様に、塩素系(次亜塩素酸ナトリウム主体)の台所用漂白剤です。漂白だけでなく、除菌や消臭効果もあるのが特徴。 大きな違いは、液体のキッチンハイターが薄めて使う浸け置き用なのに対して、キッチン泡ハイターは薄めず、対象物にダイレクトに吹きかけて使います。 液体のキッチンハイターで漂白には30分以上かかりますが、泡ハイターは除菌・消臭で30秒〜2分、漂白で約5分と時短なのも嬉しいですよね!

2.キッチンハイターを活用して、家中ピカピカにしよう!

・布巾やまな板の除菌、殺菌、漂白

キッチンハイターの主な用途は、食器などの漂白や除菌、消臭だ。まな板や包丁は生肉や生魚を切ったりするので、菌が付きやすいところ。食べ物に直接触れるからこそ、特に除菌を意識して、清潔に保ちたいですね。台所用漂白剤「キッチン泡ハイター」を使えば、簡単にしっかりと除菌できます。     まずは洗浄をします。          使用後はすぐに、食器用洗剤(クリア除菌など)を使って汚れを落とし、水かぬるま湯でよくすすぎます。60°以上の熱湯は肉や魚のたんぱく質を固めてしまうので、必ず水かぬるま湯を使用しましょう。        次は除菌です。生の肉や魚を切った後は、洗浄後に必ず除菌しましょう。「キッチン泡ハイター」をスプレーしておくと、プラスチック製のまな板ならたった30秒で、木製でも2分で除菌できます。包丁がステンレス製なら一緒に除菌しましょう。
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*プラスチック製まな板での除去率。すべての菌を除菌するわけではありません。   最後は乾燥です。すすいだ後は水気を切って、まな板を立て掛けしっかり乾燥させます。                  次に布巾です。ぬれた布巾は、菌が好む水分と栄養分(汚れ)を含んでいるため放っておくと、どんどん菌が増えていきます。その布巾を使うことで、食器、調理器具や食卓にまで菌を広げてしまうことに・・・。
水洗いだけではきちんと落とせないので、しっかり除菌をしましょう。食器用ふきんや台布巾は見た目が汚れていなくても、1日の終わりに除菌する習慣をつけましょう。台所用漂白剤「キッチンハイター」のうすめ液を作り、除菌(消臭)には約2分つけおきます。その後、よくすすいで乾かしましょう。

・トイレの掃除

基本的には、便器の黒ずみや黄ばみが気になる部分にキッチンハイターを使います。  黄ばみや黒ずみが便器の底の水が溜まっている部分や、水との境目にある場合は、その部分にキッチンハイターをかけます。便器の内側側面の汚れは、そのままかけると薬液が下に流れ落ちてしまうのでトイレットペーパーを敷いてその上からかけると薬液が流れず、浸透しやすくなります。         すぐにこすらないでしばらくそのままにして、薬液を便器に染み込ませましょう。時間の目安としては15分くらい置いてから、ブラシで汚れをこすります。        ただ汚れを落とそうと必死になって強くこすりすぎると傷ができ、傷のすき間からカビが発生することもあるので、スポンジタイプの柔らかいブラシで優しく擦っていきます。 さらにタンク上の手洗い器や洗面台も同様に、キッチンハイターを付け置きしてから、スポンジで軽くこすってみましょう。キッチンハイターの付け置きの時間に特に決まりはないですが、汚れがひどい場合は1時間ほど置いてみてもよいでしょう。

3.キッチンハイターを使うときの注意点

・キッチンハイターを使うときの注意点

ハイターには強い漂白力があるため、使用の際にはいくつか注意点があります。使い方によっては健康を害することもあるので、必ず確認しておいてくださいね。

原液で使わない

ハイターは原液では使わず、規定に従い水で薄めて使いましょう。原液や規定より濃い状態で使用すると、生地を傷めたり黄ばみの原因になったりすることもあります。

酸性タイプの洗剤と一緒に使わない

ハイターに限らず塩素系漂白剤は、酸性タイプの洗剤と一緒に使うと有害な塩素ガスが発生し大変危険です。酸性洗剤のパッケージに「混ぜるな危険」の文字があるので、必ず確認してから使いましょう。

衣類の洗濯表示をチェックしてから使う

ハイターや他の塩素系漂白剤を使える衣類かどうかは、洗濯表示でチェックできます。無地の三角形の表示があれば、『ハイター』や塩素系漂白剤が使用可能です。三角形の中に斜線が2本入った表示は、酸素系は可能、塩素系は不可、三角形の上から大きくバツ印されている表示は、塩素系も酸素系も不可

屋外で使用。屋内なら換気を

必ず換気をおこなうことと、ゴム手袋や作業用のゴーグルなどを着用するように心がけましょう。また、酸性タイプの洗浄剤などと混ざると、危険な塩素ガスが発生するので要注意です!

・こんな場合は使えません

キッチンハイターは液体タイプ泡タイプがあります。
共通して使えない箇所もありますが、液体タイプが使えない箇所、泡タイプが使えない箇所もあります。

キッチンハイター液体と泡、両方使えない箇所

  • メラミン食器
  • 漆器
  • 獣毛のハケ
  • 水洗いできない場所や製品
  • 食品
  • 塩素系が使えないと表示にあるものこれらには、酸素系漂白剤や専用のクリーナーを使いましょう。●つけおきに使うキッチンハイターですが、以下の箇所には使用しないようにしましょう。             色柄物の繊維製品と金属製品     キッチンハイターは漂白剤のため、色柄物にはオススメしません。
    また金属製品も、サビが発生することがあり不向きです。重曹などを使用しましょう。

    物に直接吹きかける泡ハイターですが、以下の箇所には使用しないようにしましょう。

  • 天然石の製品や場所
  • ステンレスを除く金属製品                 キッチン泡ハイターは天然石の変色の原因となりますので避けましょう。
    また液体タイプと同じく泡タイプも金属製品はNGですが、泡はすぐに流すタイプのため、ステンレスへの使用はOKです。

    3.まとめ

    さまざまな種類があるハイター系洗剤。同じハイターなので使いまわしができるかが気になるポイントですが、それぞれに見合った特徴があるので、使用用途は守って使うのがおすすめです。 気になっていた汚れやにおいがなくなると、スッキリと気持ちが明るくなります。掃除をするのと同時に、除菌効果も得られるのが嬉しいですよね♪ぜひこの機会に、ハイター系洗剤で溜まった汚れを取り除いてみてはいかがでしょうか。